2025.1.3
「セデンタリー」という言葉をご存知ですか?
「セデンタリー(Sedentary)」とは、英語で「座りがち」という意味の言葉です。
オーストラリアの研究機関の調査では、日本人の平均座位時間(座っている時間)は約7時間で、これは調査した20ヶ国の平均の約5時間を大幅に超える時間となっています。
座り続けることで血流や筋肉の代謝が低下し、心筋梗塞、脳血管疾患、肥満、糖尿病、がん、認知症など健康に害を及ぼす危険性が指摘されています。
1日に座っている時間が4時間未満の成人と比べ、1日に11時間以上座っている人は死亡リスクが40%も高まるといわれ、2011年、WHO(世界保健機関)によれば、「世界で年間200万人の死因になる」という発表もあります。
なるべく長時間座っている状況は避けるように、立ち上がって歩くなど、身体を動かすようにしましょう。
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2024.12.2
お出かけをしたいけど歩くのが不安だったり、転倒が心配だったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
令和元年に厚生労働省が行った調査によると、介護が必要になった主な原因の中で、「骨折・転倒」は13%を占めるそうです。
特にご高齢の方では、骨密度の低下や筋力・バランス能力の低下から転倒リスクが高くなります。
転倒リスクが高い状態を改善するには、日常的な運動による筋力・バランス能力の向上や骨粗鬆症の治療が有効です。
『運動をしたいけど、何をすればいいかわからない』
『痛いところがあるのに、さらに悪くしてしまいそうで怖い』
等の理由で、やってみたいけどなかなか運動に踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
当院では、転倒リスクが高くなった方に対し、理学療法士が個別的に運動指導を行っています。痛みの程度やそれぞれの方の不安を確認しながら実施させていただきますので、ご希望の方がいらっしゃいましたら、当院スタッフまでお声掛けください。
また、当院では骨密度検査も実施できますので、気になる方は受診の際にご相談ください。
(理学療法は症状の程度や疾患によって実施できないこともございますのでご了承ください。)
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